【鬼滅の刃】煉獄杏寿郎という、その魂

今日10月27日は「活字文学の日」らしいので、古臭く活字に乗せて「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」のほとばしる熱量とその在り方を綴っていきたいと思います。

 

(※鬼ネタバレ注意)

日の入りも以前より格段に早くなり、纏う空気もより秋らしくなってきた今日この頃、各メディアで引っ張りだこな「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」を観てきました〜!日曜18時というのもあって「結構空いてるんだろうな〜」と早合点をしていた所、なんと会場は満員御礼のお祭り状態(アフターコロナなの?) 老若男女問わず様様な層の観客でひしめき合ってた、鬼滅すごい(小並感)

原作の中でも1番に推していた登場人物・炎柱 
煉獄杏寿郎様がメインのストーリーなのもあってハードルも上がりに上がって青天井な訳です。。でもさ、原作と同じストーリーじゃん?映画オリジナルでもないしたかが知れてるよね。そう思っていました。。

正直冒頭は眠かった!無限列車と一体になることで悦を感じていた下弦の壱・魘夢(えんむ)の血鬼術のせいかな?炭治郎達と同様、オレも夢の中に誘われる所でした。そんな眠気が一気に飛んだシーンは前半すぐに去来します。

「炎の呼吸 壱の型 不知火」

重低音強化ver.で観たのもあるとおもうんだけど、本当にヤバかった(語彙崩落) 夢にまで、は見てないけどあの煉獄さんの技がう、動いてる!しかも飛びっきりの脚色と共にィ!煉獄さんが壱の型を放った途端、ギャグパートでなごみに和みきった会場の空気が一変するのを感じました。。たまんねえ

それからというもの、紆余曲折して下弦の壱・魘夢を倒すことに成功する主人公一同 物語も終盤に近づいてる?はずなのに何やら不穏な空気が会場を包みます(こっからが本番戦だもんね)

 

トランスフォーマーデストロンが登場するバリの重低音が響いたその瞬間、大きな砂埃が立ち、渦中には鈍く光る何者かの瞳が、、、

皆お待ちかね、上弦の鬼・猗窩座の登場です!

(やばい そろそろハンカチの準備しなきゃ)

先程までの魘夢(えんむ)戦は何だったのか!全力と全力がぶつかり合う激しい戦闘!マジで瞬きしてる暇ないやん!武の道を極めた者同士が戦い合うあのシーンって何でこんなに素晴らしいんだろうね。。

「杏寿郎、お前は鬼になれ!お前は選ばれし者だ。鬼になれば何十年でも鍛錬することが出来る!だから鬼にry」猗窩座の執拗なラブコールにも順応してきた頃、徐々に煉獄さんが押され気味になってきます。炎の呼吸も五の型・炎虎(えんこ)まで打っちゃったし、左目もやられた。。頭の中で主題歌「炎」が流れだしたその時

 

「全集中 火の呼吸(炎の呼吸?)奥義

玖ノ型・煉獄!!!」

 

致命傷を喰らいながらも己の限界を超える煉獄さん。 横隔膜が上下に波打って今にも涙がこぼれ落ちそうになる興奮を感じました(泣)

上弦の三 相手に健闘するも虚しく、煉獄さんのみぞおちを貫く猗窩座の拳、、そして加勢に入った伊之助、炭治郎の攻撃をも掻い潜って猗窩座はその場から逃亡してしまいます。

 

「・・・・」

 

「胸を張って生きろ 己の弱さや不甲斐なさにどれだけ打ちのめされようと 心を燃やせ 歯を食いしばって前を向け」

煉獄さん 炭治郎や伊之助達と同じく、会場の全員にその想い届いたよ(号泣) 

 

上映が終わると頭の奥が痺れた感覚?ぼーっとする感覚に襲われてしばらく余韻から抜け出せなかった。。。

興行収入も10日で100億も突破して、社会現象になっている「鬼滅の刃」アニメーションの域を完全に超越していて、映画としてもめちゃくちゃ面白かったです!あと何回観に行こう〜